『さよなら純菜、そして不死の怪物』

「被虐の後の加虐はきもちいい」と『DDD』にあったけど、ここまでいくと「もうやめてー!!」と叫びたくもなるわ。つーか、暴力ふるってる本人がまったく楽しくなさそうなのが『DDD』との違いか。痛くないだけなら無痛症ですむけど、怪我しないっつーのはふつーのつくりじゃないんだなあ。河野と小田が八木を友達だと認めてたのが意外といえば意外。ずっと八木視点でシリーズが進んでいたから、この二人のスタンスが分かりづらかったんだけど、八木に情が移ったのかな。あ、南部もか。先が全然読めないシリーズであることは間違いないので、次巻が出る春を楽しみに待とう。