『アンフェア』をみてる。ミステリでは、「」内で嘘をつくのはセーフ。地の文で嘘を書くのはアウト。なので、瀬崎さんは別にアンフェアじゃないと思う。最初の容疑者は犯人じゃない、というわけでもない。もっとこう、ミステリ的なしばりをつけたドラマかと思ったら、意外とフリーなんで、そこの処理に興味を惹かれる。
んで、思い出したのが、お正月の古畑。第一夜が「あやつり」第二夜が「フェア」第三夜が「双子入れ替わり」、とミステリのお約束テーマをそろえてくれて、むっちゃ嬉しかった。特に、第二夜の向島さんの扱いが、のりりんの『身投げ女のブルース』を彷彿とさせてゾクゾクした。