『バッテリー〈5〉』『同(6)』

バッテリー〈5〉 (教育画劇の創作文学)

バッテリー〈5〉 (教育画劇の創作文学)

バッテリー〈6〉(教育画劇の創作文学)

バッテリー〈6〉(教育画劇の創作文学)

図書館蔵書点検につき長期休館。ごめんよ少年少女たち。君たちの大好きな『バッテリー』5と6をほぼ3月いっぱい独占してるのは私です。大人のくせにー。大人のくせにー。だって図書館行ったらあったんだもん3巻から6巻まで。次に目当ての巻にめぐり合えるのはいつになるんかのう婆さんや、てな心境だったのに、目の前にぽんとあったから、速攻キープ。しかし稼働率高い。全巻揃ってるの見たことない。
そんなわけで最終巻まで二冊一気読み。ほもほもしさが弱まって、かわりにどろどろ愛憎劇な中学生日記(違う)。才能と努力と嫉妬と羨望。自分の中の醜い感情に振り回される。けど「汚いものもきれいなものも全部忘れさせる一瞬」があることを知っている。そんな一瞬の虜になってしまうことは幸か不幸か、答えはないね。