『コフィン・ダンサー』『魔術師 (イリュージョニスト)』『ゆめつげ』

コフィン・ダンサー 上 (文春文庫)

コフィン・ダンサー 上 (文春文庫)

コフィン・ダンサー 下 (文春文庫)

コフィン・ダンサー 下 (文春文庫)

魔術師 (イリュージョニスト)

魔術師 (イリュージョニスト)

リンカーン・ライムシリーズ。一気読み。コフィン・ダンサーは去年から読み待ちリストに入れてたんだけど、共有本棚になぜか下巻しかなくてじりじり待ち続けてようやく読めた。あの二人ができちゃうのは予想外だった。叙述トリックでくるとは思わなかった、ってこれネタバレてないよね。イリュージョニストは展開がすさまじかった。次々に裏返されてく展開に釘付け。確かに、マジシャンによる犯罪が実際に起きたら警察だけでは解明できなさそう。怖。
ゆめつげ

ゆめつげ

畠中恵はこれでコンプリ。若旦那の連作と比べるとハードな展開。わりあい簡単に人が斬られて死ぬ。弟がもっと出張ってくるかと思ったけど、目立たなかった。遠い未来を知ってしまった人間が、だからといって現在の改革を簡単にあきらめるか疑問が残るけど、おさまりつかないからこれでいいのか。けどなんだか寂しいラストだった。