『パトリシア・コーンウェルの食卓』

パトリシア・コーンウェルの食卓

パトリシア・コーンウェルの食卓

よその館からのお取り寄せ本。今年は「年末のスカーペッターの広告見ないなあ」と思って検索かけたら、新刊ないことが判明するとともにこの本の存在を知った次第。それはともかく、料理のいくつかは写真つきで眺めてるだけでも楽しい。アルポルトの片岡さんの監修とのことで、そういやスカーペッターはイタリア人だったことを思い出した。んで中味。『警告』の料理にBLTサンドが出てくるんだけど、ベーコンを炒める代わりに電子レンジでチンすると「脂肪がぬけるので、罪悪感なしにベーコンを楽しむことができます」。うーん、健康志向ってすごいね。罪悪感って。そういうこといちいち考えながら食べ物をチョイスしてると、逆にそれがストレスにならないのかな。あちらのエリートって自分をコントロールすることに熱心だというから平気なのかなあ。『検屍官』の項でちびっこルーシーが出てきたのがうれしかった。第一作が一番かわいいかったよなあルーシー。えーと、レシピには知らない食材がいっぱい出てくるので、イメージが掴みづらいけど好奇心がわく。1−2品ならアレンジして作れそうかな。