電文体。

マルドゥック・ヴェロシティ』をぱらぱら立ち見して、「確かに見かけは『ホワイト・ジャズ』」と納得してとりあえず買わずに帰った。年末にまとめて買ってゆっくり読もう。スラッシュとダッシュまみれのあの文体は読みやすくて好き。そのうちラノベとかにも波及して一般化するんじゃないか。
パクリというなら『ネコソギラジカル』の句読点なしの繰り返し文章で行を埋め尽くす姫ちゃんのアレだってデイヴィッド・ピース風味と言えなくもないけど、出来上がったものは全然違うものだから気にならない。今回に関してもそういうスタンスで。
ちなみにエルロイは最近の頭韻文体のほうが読みづらい。
つーことでこれから再読。

ホワイト・ジャズ (文春文庫)

ホワイト・ジャズ (文春文庫)