こども病院慰問
楽天の福盛選手のブログに、宮城県立こども病院を訪問したという記事が。「いいなあ今のコ。いいなあ宮城」と思っちゃいました。
私は都立の小児病院にのべ3年ちょい入院してたんですけど、当時も慰問というかイベントというかそういうものはありました。が、空想上の有名人(?)に会った記憶しかありません。誰が来たかというと、まずミッキーマウスTDLのおねーさんとコンビで2回ほど来ました。んで、ミッキーと会った証明になんかカードをもらいました。でも、嬉しかったかといえば、びみょー。「だってあれ、着ぐるみじゃん」とか思ってました。TDLでミッキーと写真を撮るのに順番待ちをした際に、初めて「あれはそれなりに貴重な機会だったのだ」と知りました。他に病院に来たのはサンタクロース。外人の。なんか本物とかいうふれこみの。写真が残ってますが、記憶にはありません。病棟のクリスマス会でサンタのコスプレをした医者のがむしろ鮮明。
まあ、そんなわけで、プロ野球選手に会える子供たちがうらやましいのです。入院当時の私は野球好きの西武ファンだったので、秋山さんとか来たらフィーバーだったろうなあ、と仮定の話をしてもむなしいので略。
もっとも、「すぐに退院」と「会いたい人に会わせてあげる」の二択だったら、ほとんどの子は前者を採るでしょうけど。
当時の私も早く退院したかったし、それは今入院してる子供たちも同じだと思います。でも、入院中は病院が生活の場であり、生活してる以上ずーっと下向いて悲壮な顔してるなんてことはないし、四六時中闘病がんばるってかんじでもありません。それなりに面白いこともあるし、人間どんな状況でも楽しみをみつけられるものです。たまに弱気になったりするけど、そんなん病院の外でふつーの暮らしをしててもあるんだから、特別なことじゃありません。そのせいか「がんばってえらいねー」系の褒められ方が、今でも苦手。「いや、これ、私にはふつーのことですから」ってかんじで。
まあ、そんなわけで、入院してた楽天ファンのぼっちゃん・嬢ちゃんは「ラッキー」と思ってますよ、きっと。スペシャルな経験の上位ランクにくるんじゃないですか。
ああ、うらやましい。
楽天の3選手はGJ!