子供たち怒る怒る怒る

子供たち怒る怒る怒る

鏡家短編は入ってなかった。別形態で出るのかな。
まだ『リカちゃん人間』しか読んでない。読みやすくてふがーっと流されてしまった。ですます朗読をBGMに、軽やかに血まみれになる場面が目に浮かぶ。人形から人間に生まれ変わって、とりあえずすることが逃亡ってのがイイ。
 
講談社のメルマガにこんなんが。

●『波に座る男たち』梶尾真治   7月下旬発売
 食い詰めたヤクザの一家が漁師に転身! 日本伝統の食文化を守るため、借金の
 カタに取り上げた捕鯨船に乗り込み、クジラを追う。環境保護団体との過激な抗
 争は思わぬ方向に……。男たちのピュアな魂に心揺さぶられる人間ドラマ。

梶尾さんといえばエマノンであり黄泉がえりでありクロノスでありOKAGEであり、よーするにSFな人だと思ってたんだけど、今回のは予測がつかん。泣かせ系ぽいけど。
同メルマガにはこんな記述も。

法月さんは、いま<ミステリーランド>をお書きくださっています。秋頃には皆様にお届けできれば、と願っています。

届くように願っとこう。まあ、秋の範囲ってけっこ広いからね。しかも「今年の」秋とはどこにも書いてないからね!とかいいつつウキウキしてしまう。