図書館本その1。著者は民博の
助教授さん。霊感があると自称する人たちの証言や、
学校の怪談系などのアンケート(記述式)を分析する本。真偽は問うていないので、検証本ではありません。「学校の七不思議」は学校内の連帯感作りに役立つとか、なるほどーと思いつつ。私は残念ながらそのテの話に興味がなかったので、通っていた学校に七不思議があったのかどうかさえ知りません。
こっくりさん遊びは小学校のときやりましたが、意味不明の言葉しか出ないのですぐ廃れたし(つーか死んでまで霊とかになってうろうろとか面倒くさそうだ。生きてるだけで十分面倒くさいのにさー)。私とは逆に「そういうもの」を信じてる人たちはこれを読むと不愉快になるかもしれないです。軽い読み物なのでちゃっちゃと読めます。
図書館本その2。軽い話だと思ったら、重かった。騙された。
叙述トリックはすぐにわかる人が多いと思う。でも、著者が真に狙ったであろう「罪悪感からの解放手段」には驚かされた。
ラノベで
後期クイーン問題をやってみた本のような気がする(あれって犯人自身が暴かれること願って誘導したともとれないか?)。しかも家庭内で。あー、怖い怖い。