『九尾の猫』『十日間の不思議』『第八の日』

九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)

九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)

十日間の不思議 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-1)

十日間の不思議 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-1)

第八の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-6)

第八の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-6)

エラリィ再読祭り。この三冊、特にぼろぼろなので買い換えようかな。でも愛着ある。年に一度くらい読み返すんだけど、年齢によって読中読後の印象が違う。なかでも『九尾の猫』は初読時のインパクトが強くて、自分がどんなシチュエーションで読んでいたかまで鮮明に記憶している。時は高校生の頃、場所は小さな整形外科クリニックの待合室、祖母の診療のつきそいで行って待ち時間長くて、けど読んでるうちにそんなことどうでもよくなった。エラリィ親子が容疑者宅を家捜ししてるシーンまでそこで読んで続きは家で読んだ。今でもこの本がエラリィ・クイーンのベストだと思う。そんなわけで、今年は100周年らしいので「ひとり再読祭り」年間にしたいなあ、と遅めな今年の抱負?