生首に聞いてみろ

生首に聞いてみろ
もったいないけど読んじゃいました。なんでも好物から食べるほうです。それはともかく。本格はこうでなくては!という王道。ここであの伏線が来るか!かっこいい!最後の一文まで堪能。のりりんとぱぱの漫才は短編におまかせして、長編ならではの絶望的なラストが久々でかなりきました。
まやっちのラストの絶望感とはまた違うんだよねー。まやっちのは「え。え?ええーっ!?」で、そこでいきなり後頭部殴られたまま溶暗って感じのカタルシスのりりんのはじわじわ染み出してきて「そうじゃなかったらいいのに」って思いつつ気づくと落とし穴の底にいて小さな空を見上げてる感。わけわかんねーたとえ。