『光車よ、まわれ!』

読了。水の化け物とか、ルミと一郎とか名前は覚えてるのに、ストーリーはぜんぜん覚えてなかったので、うわあ、うわあ、と思いつつ読めました。箪笥の地霊文字、電話のダイヤル、信金のマンホール、緑の制服の軍隊、道端に転がる子供の死体、攫われる母親、地下道で暮らす泥人形、街を侵食する水。これが児童文学で読めるんだよ。さいこーです。ああ、早くオレンジ党の本編が読みたい。なんで『魔の沼』捨てちゃったんだ自分…。